都内主要4駅にシェアオフィス JR東、新宿・池袋などに来月 ブース型、合計20台

▶時間を効率的に使ってもらい、働き方改革を支援

JR東日本は8月1日、東京都内の主要駅でブース型のシェアオフィスを開設する。東京、新宿、池袋、立川の4駅に合計20台のブースを設ける。利用者は職場と訪問先との移動の合間などに、書類の作成や電話連絡などができるようになる。時間を効率的に使ってもらい、働き方改革を支援する。同社は2018年11月~19年2月、「ステーションワーク」の名称でシェアオフィスの実証実験をした。約3カ月間で東京駅など3駅で1万人以上の登録があり、オフィスの稼働率は50%以上だった。その成果から、今後も集客が見込めるとして本格導入を決めた。会社員の仕事での利用のほか、学生が自習に使う例もあったという。

(日本経済新聞 2019年7月11日)