首都高上部に人工地盤 中央区が検討 築地・銀座をつなぐ

(2018年2月9日 日本経済新聞)

道路の上部空間を街づくりに活用。

東京都中央区は2018年度、首都高速道路の三吉橋―新尾張橋の約1キロメートルについて、道路の上部空間を街づくりに活用する検討に入る。周囲より低い部分を通る道路の上部を人工地盤で覆い、首都高で分断されている築地と銀座をつなげる。全国でも有数の商業地である2つのエリアの回遊性を高め、地域全体ににぎわいを生み出す。

 

品川新駅周辺で再開発 超高層など3棟、事業費1000億円 住友不など、24年度完成

(2018年2月3日 日本経済新聞)

高さ約170メートルの超高層ビルなど3棟を建設し、2024年度に完成予定。

 住友不動産などはJR山手線の品川新駅(仮称)周辺で大型再開発に乗り出す。高さ約170メートルの超高層ビルなど3棟を建設し、2024年度に完成する計画だ。総事業費は1000億円規模に上るとみられる。周辺ではJR東日本や東京都も開発を計画しており、新駅開業に伴う街づくりが加速する。計画地は京急線と都営地下鉄の泉岳寺駅と、国指定史跡の泉岳寺の間のエリアで、広さは約1万8000平方メートル。

 

芸術の街に新名所 ミッドタウン日比谷3月開業

(2018年1月31日 日本経済新聞)

芸術文化とビジネスが融合した街づくりをめざす。

 東京ミッドタウン日比谷が3月29日開業する。古くから劇場や映画館が集積する芸術文化の街としての伝統を生かし、周辺の丸の内や銀座から人の流れを呼び込む。緑の空間を建物の随所に採り入れ、日比谷公園との一体感も演出した。かつて日比谷にあった鹿鳴館をモチーフにした「ダンシングタワー」は、芸術の街・日比谷の新たなランドマークとなりそうだ。

 

三菱地所など、3棟を一体で建て替え 丸の内でビル着工

(2018年1月23日 日本経済新聞)

丸の内から大手町にかけてにぎわいを創出。2020年9月末に完成予定。

三菱地所などは東京・丸の内で、高さ約150メートルの大型オフィスビルの建設工事に着手した。みずほ銀行前本店ビルや東京銀行協会ビル、銀行会館の3棟を一体で建て替える。新たな国際金融拠点を整備するとともに、丸の内から大手町にかけて広域的なにぎわいを創出する。2020年9月末に完成する予定だ。

 

東京五輪の選手村、環2沿いにバス発着所

(2018年1月17日 日本経済新聞)

2020年春、完成予定。

東京・晴海で建設中の2020年東京五輪・パラリンピックの選手村の検討内容が16日、わかった。幹線道路「環状2号線(環2)」沿いに、大会専用の大型バスターミナルを整備する。選手に24時間食事を提供する5000席のメインダイニングや、選手団の入村式の舞台となるビレッジプラザも設置する。一連の施設は今秋にも建設を始め、大会直前の20年春までに完成させる計画だ。