LIVES NEWS no.43
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Facebook  恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る﹁ロマ SNS型投資詐欺とは︑芸能人や有名人などの名前や写真を勝手に使たなりすまし広告で投資セミナなどに参加させ︑最終的に﹁投資金﹂や﹁手数料﹂などという名目で金銭などを振り込ませる詐欺です︒﹁必ず儲かる﹂﹁有名人の○○も推奨の投資法﹂などという言葉やメセジのやり取りで信頼させ︑金銭を騙し取ります︒先日兵庫県警が著名な実業家を語るSNS広告に釣られた女性が総額5265万円を騙し取られたと発表し︑話題になりました︒ ﹁なりすまされる﹂被害に遭た実業家の前澤友作さんや堀江貴文さんは政治家やSNS運営会社に対して規制強化を訴えています︒ンス詐欺﹂︒SNSや婚活アプリなどで知り合た異性と最初はたわいもない会話から始まりますが﹁2人の将来のために﹂と投資を持ちかけられるケスが増えています︒ 最初は少額から投資をさせて︑実際に利益を出すことで信用させ︑投資額をどんどん増やしていたりしてしまうこともあるようです︒ 警視庁の調べによると︑被害にあた方が犯人と最初に接触したツルで一番多かたのは男女ともにマチングアプリで︑次に多く挙げられていたのは接触しLNEに移行するケスが多いようです︒↓ SNSは今や使わない日がないほど日常に浸透しています︒そこを利用し詐欺師は著名人が紹介しているから︑メセジのやり取りで関係性があるからなどと様々な手段で警戒を解き︑被害者に近づき巧妙に金銭を騙し取ります︒ 詐欺集団によては独自の偽投資アプリを開発↗nstagramでした︒アプリでし︑入金後にあたかも利益が出ているかのように画面で表示させ︑さらに資金を振り込ませる手口もあるようです︒その後出金しようとすると様々な理由をつけて高額な手数料を請求し︑被害額を増大させる事例もあります︒ 投資は︑リスクとリタンがセトです︒そのため︑投資において﹁必ず儲かる﹂と言い切ることはできません︒また︑元本保証の商品で大きな利益を得られることはありえない話です︒それにも関わらず︑このような表現を使い投資を進めて参考:警視庁「SOS47 特殊詐欺対策ページ」 根本直樹「著名人のなりすまし広告で被害拡大 急増するSNS詐欺の恐怖」週刊東洋経済 2024.4.27-5.4合併号 くる場合は詐欺の可能性が高いので︑相手にしないようにしましう︒ また︑﹁損失が出たら補填します﹂といた勧誘にも注意しましう︒金融商品取引法第39条により︑投資による損失を取引業者が補填することは禁止されています︒なお︑投資を勧誘してくる業者が金融商品取引業者等に登録されているかどうか︑必ず確認しましう︒無登録の金融商品取引業や暗号資産交換業は違法ですし︑詐欺グルプの可能性が高いからです︒投資の損失を埋めるために︑犯罪に加担させられるなど︑投資詐欺以外のトラブルにも発展する恐れもあります︒金融庁のホムペジに金融商品取引業者の一覧があるので︑そちらで検索してください︒ 投資詐欺に遭てしまう可能性は︑誰にでもあります︒万が一︑投資詐欺の被害に遭てしまたら︑金融庁が提供する﹁金融サビス利用者相談室﹂を利用しましう︒ 金融サビス利用者相談室では︑専門の相談員が無料で相談に乗てくれます︒匿名での相談も可能で︑プライバシも配慮してもらえます︒また︑消費者ホトラインに電話すると︑最寄りの市町村や都道府県の消費生活センタ等を案内してもらえますのでご活用ください︒I 6SNS型投資詐欺ロマンス詐欺投資詐欺の被害に遭わないために万が一︑投資詐欺の被害に遭てしまたら 深掘りニスのき貯ま金すを︒す相べて手送から金し嫌たわりれ︑た借くな金でい心金理銭をも工働き面︑し↗預とI客観的に見ると「普通は騙されない」と思うような内容でも、被害が急増しているのが事実。SNSや投資のリテラシーを高める事が最大の予防策かもしれないですね。※実際にSNSで見つけたなりすまし広告の例fukabori news国が「貯蓄から投資へ」と投資を推奨する一方で、投資詐欺の手口が多様化しています。特に「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」が増えており、警察庁の発表によると、令和5年のSNS型投資詐欺の被害件数は2,271件、約277.9億円。ロマンス詐欺の被害件数は、1,575件、約177.3億円でした。詐欺の方法も手が込んだものも増えています。身近なところから思わぬ被害を受けないためにも、事例とその対策をご紹介します。多様化する投資詐欺にどう備える?

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