LIVES NEWS no.43
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221133参考:農林水産省「災害に備えた食品ストックガイド」平成31年3月 32024年は正月から能登半島地震が起こったのを皮切りに震度5以上の地震が全国で相次いでいます。地震が絶えない日本だからこそ、いつ、どこで大きな災害が起きても自分の身を守れるようにするためには、普段からの備えが重要です。今回は地震と水害の備えにスポットを当てて、ご自身が普段から備えられる事や、万が一被災してしまった時の対応をご紹介します。震度6を超える地震は家具の転落が予測されます。高いところにおいた家電が落下して怪我をしたり、大きな棚が倒れて外に出る通路が塞がってしまう恐れがあります。固定できるものは固定し、怪我や閉じ込めを予防しましょう。賃貸の方は突っ張り棒や滑り止めシートの活用がおすすめです。内閣府では備蓄は最低3日間、大規模災害に備えて1週間分用意しておくことを推奨しています。大きな災害が起きた場合には物流や交通網、通信網、電気、上下水道、ガスが数日に渡り機能しなくなることが予想され、実際に2011年に起きた東日本大震災では、物流の混乱などにより満足に食料を調達できたのが地震発生後から3日目以降という地域や、電気の復旧に1週間以上、水道の復旧に10日以上の時間を要した地域がありました。ライフラインが止まった場合に備えて、近隣の日用品店の有無やハザードレベルを考慮しながら準備をしましょう。大地震や大雨、台風など自宅にいては命が脅かされる恐れがあるときには、その場を離れ避難することが推奨されています。ハザードマップでお住まいのエリアに「洪水」「土砂災害」「津波・高潮」の危険があるか、また万が一の際にはどこに避難するのかを確認しましょう。ハザードマップでは水害以外にも地震時の液状化や壊れやすい建物の密集地、火災になりやすいエリアも記載されています。近くに海や川がない方もぜひ一度ご確認ください。家の中の身の安全を確保しよう1週間分の備蓄を用意しよう住んでいる場所は避難が必要?今日   から始める     のススメ防災防災

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