LIVES NEWS no.43
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) 2銀行の住宅ロン変動金利の動き住宅ロンの変動金利が将来上がる可能性はある?参考 ﹁ソニ銀行の住宅ロン これまでの金利     楽天銀行﹁変動金利︵固定特約付き︶ の金利推移﹂    イオン銀行﹁円預金およびロン店頭表示金利の改定について﹂  例えば︑マイホム用の住宅ロンの場合︑店頭金利が24%︑優遇金利が20%だとすると︑実際に住宅ロンを組んだ際は04%の金利︵適用金利︶となります︒ネト銀行や大手銀行の中には︑03%台で借入できるケスもあります︒投資用ロンの場合にはマイホム用ロンに比べて優遇幅が下がる傾向にありますが︑同様に設定されます︒ 短期プライムレトが上がたとしても︑優遇金利を調整すれば︑適用金利は調整できます︒金融機関としては︑金利を上げると他で借入されたり︑借り換えされたりしてしまうリスクもあり︑簡単には金利を引き上げることができなくなているのが実情です︒まマしイたナがス︑金大利手解銀除行後はは住︑宅各ロ銀行ンのの動変き動が金注利目を据さ↗れえ置きました︒その他︑地方銀行やネト銀行も据え置きにしたところがほとんどです︒ 例えば︑ソニ銀行の変動金利の基準金利は2024年5月現在1807%です︒固定金利は上昇傾向にあるものの︑変動金利に関しては2018年2月以降変動していません︒ 一方︑住宅ロンの変動金利を上げた銀行もあります︒イオン銀行は︑住宅ロン変動金利の基準金利を01%引き上げました︒ただし︑イオン銀行は変動金利の﹁基準金利﹂のみ変更して︑優遇幅を拡大したことで適用金利は据え置きとなています︒変動金利の金利が上がたことに驚いた人もいるでしうが︑2024年5月時点で適用金利の変動があたのは楽天銀行のみです︒そして︑金利が上がたとはいえ︑固定金利に比べるとまだまだ低水準です︒ 景気が回復する際には︑物価と賃金が上がります︒欧米では︑物価も上がていますが︑賃金も上昇しており︑例えばニヨクの最低時給は16ドル︵日本円で2︐400円相当︶です︒日本の物価も上がていますが︑欧米のように賃金が大きく上がているとはいえない状況でしう︒ 上述した通り︑日本では住宅ロンを変動金利で借入している人が多数派です︒賃金が上がていない状態で金利を上げれば︑多くの人の生活が苦しくなり︑消費が減てしまいます︒ また︑住宅ロンの返済ができず︑銀行の貸し倒れが増えれば︑リマンシクのような事態になてしまう可能性もあります︒そうなれば︑また景気が悪くなてしまうので︑政府としても思い切て金利を上げるとはできない訳です︒そう考えると︑住宅ロンの変動金利を大きく引き上げることができる時期は︑賃金の上昇を実感できてからなので︑まだしばらくは現在の変動金利の基準が続く︑または上がたとしても微調整レベルと予想します︒(nano-office.com﹂金利上昇になった場合の月々の変化はどれくらい?投資用ローンで1部屋保有マイホーム用ローンで1件保有(借入後金利上昇時)(金利上昇時)優遇金利優遇金利優遇金利借入額  3,000万円金利   1.8%借入期間 35年月返済額 96,327円借入額  8,000万円金利   0.5%借入期間 35年月返済額 207,668円優良企業向け金利住宅ローン金利の「定価」収入や物件により定価から割引借入後、優遇金利は一定新規借入の場合は割引幅を拡大銀行の儲け分(スプレッド))金利金利が0.1%上昇月返済額 97,846円1,519円の増加金利が0.2%上昇月返済額 99,378円3,051円の増加金利が0.1%上昇月返済額 211,223円3,555円の増加金利が0.2%上昇月返済額 214,816円7,148円の増加住宅ローンの金利の決まり方

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