LIVES NEWS no.43
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暑さが増してくると、どうしても疲労が溜まりやすくなってしまいますね。灼熱の屋外と冷房の効いた室内の急激な温度差は交感神経を活発にさせ、エネルギーの消費も高まるんだとか。また、紫外線が目から入ることで脳にストレスがかかり疲労感にも繋がります。そんな時は身体的な疲労を和らげたいと身体がスタミナのつく肉料理を求めるのも納得できます。お疲れの時には身体を作るタンパク質や栄養素をエネルギーに変換するために必要なビタミンB1が多く含まれている豚肉やうなぎ、豆腐がおすすめです。また、ビタミンB1は抗酸化作用が優れているアリシンと一緒に食べると疲労回復効果が高まります。アリシンはニンニクやネギなどの野菜に多く含まれており、食欲増進効果や消化吸収を高める効果があります。食後、ニンニクの匂いが気になる方はリンゴジュースを飲むと匂い成分が分解され気にならなくなるのでぜひお試しください。ガッツリしたものもいいですが、夏はやっぱりさっぱりした食事に手が伸びてしまいがちですよね。実は夏の暑い時期は1年を通して一番免疫が下がりやすい時期だというのをご存知ですか?温度差による自律神経の乱れから胃腸の働きが弱まり、消化不良を引き起こし、だるさや食欲不振などいわゆる「夏バテ」になりやすくなります。また、汗を沢山かく事で体にとって必要なビタミンやミネラルまで排出してしまい栄養不足から免疫が弱まることも。そんな時には身体の熱を冷まし、失われた栄養を取り戻せる夏野菜や疲労回復できる酸っぱい食べ物が食欲を取り戻すのにおすすめです。また、香味野菜は「薬味」と呼ばれる通り抗酸化や食欲増進などの効能が含まれています。ただし、胃腸が弱っている際に暑いからと冷たいものばかり食べると逆に負担がかかりますので、常温のものも意識して食べられるといいですね。缶詰を開けてチンして混ぜるだけ!ご飯にも合う10分以内で作れる疲労回復おかずサバのトマト煮込み某居酒屋メニュー風!!身体の熱をとるさっぱりガリトマトお惣菜にちょい乗せで栄養&食べ応えUPアレンジ作り方①深さのある耐熱容器にサバ缶を汁ごと全て入れ、サバの身を一口サイズにほぐす②トマト缶を入れ、かき混ぜる。あれば粉チーズを入れふんわりラップをかけて600wで4分加熱する。10夏になると食べたくなるものといえば、元気の出るスタミナ料理や涼しさを感じるさっぱりとした料理ですよね。無性に食べたくなる、というのは身体がその料理に含まれる栄養を欲しがっている合図です。夏ならではの体調不良とそれを補う栄養素の関係性をご存知でしたか?サバはトマトと一緒に食べるとDHAなどの栄養吸収率が高まります。どちらも長期保存できる食材なので、買い置きしておくとすぐに作れて便利ですよ。材料(3人分) 冷蔵保存で3日間カットトマト缶 1缶(400g)サバ味噌缶 1缶 (150g)ハヤシライスのもと 1かけ※(あれば粉チーズ 大さじ1)※ハヤシライスの元がなければソース大さじ1で代用可能③ハヤシライスのもとを入れ、かき混ぜる。もう一度ふんわりラップをかけて追加で1分加熱すれば出来上がり。お好みで粉チーズをかけて召し上がれ。牛丼・そば・うどん・和風パスタ・卵かけご飯など和風の味付けと相性抜群。とろろ、枝豆、オクラなどは食べやすい状態の冷凍食品が販売されていますので、調理の必要がないのもおすすめポイントです。作り方①同量のオイスターソース・麺つゆ適量におろしニンニクと胡麻油を少々混ぜタレを作る②冷やしたトマトを5ミリ幅に、青じそを2ミリ幅に切る③切ったトマトに生姜の甘酢漬けとたれをかけ、青じそをのせて完成さっぱりした味付けで暑気払いスタミナ料理でエネルギーチャージ!!暑くてやる気がなくても味しいを使わないお⼿軽レシピ・・夏の体と物の性べたくなるのには理由がある

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