LIVES NEWS no.43
10/16

 今年も暑い夏がやってきました。梅雨入りする前から猛暑日を記録したり、10月まで暑い日が続いたりと例年「夏」の期間が長引いているような気もします。消防庁の調べによると昨年熱中症で搬送された方の数は一昨年より2万人増え約9万人だったとか。特に梅雨明け以降は暑さで体調不良を訴える方が急増するそうです。 気象庁は今年の夏は平年よりも気温が高くなると予想しており、今年も猛暑記録を更新しそうな日々が続きそうです。気温の高さ以外にも、エアコンの冷たい空気との温度差で体調を崩す事も多いこの時期は夏バテに効果のある美味しいものを賢く選んで熱中症を予防しましょう! 毎日食べるものを少し意識して選ぶだけでも、暑さに負けない身体につながっていきます。今回は自宅から外食まで夏を快適に送るための食事のポイントをご紹介します!9豚肉タンパク質以外にもビタミンB1を多く含んでおり、疲労回復効果が期待できます。価格も安定しているので気軽に食べやすいのも嬉しいポイントです。うなぎ疲労回復に効果の高いビタミンB1と免疫力を高めるビタミンAを豊富に含んでおり夏バテの予防・解消にピッタリです。レバー牛・豚・鶏と選択肢がありますが、ビタミンB1が豊富に含まれているのは牛と鶏。タンパク質が豊富で低脂肪なのが豚になります。いずれも栄養豊富で貧血予防にも向いています。さばビタミンB12やビタミンB6を豊富に含み疲労回復効果が期待できます。またオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており免疫向上効果も。缶詰は年を通して入手しやすく保管もしやすいのでぜひ常備して頂きたいです。ニンニク・ネギアリシンという栄養素を多く含んでおり、ビタミンB1と一緒に食べると疲労回復効果をさらに高められます。アリシンは刻んだり油で加熱すると成分が壊れにくくなり効果的に栄養補給できます。枝豆ビタミンB1、Aに加えて、他の大豆製品にはないビタミンCが豊富に含まれています。またメチオニンというアルコールを分解する成分も含まれておりおつまみに最適です。トマト夏の野菜代表のトマトにはビタミン、ミネラル、カリウムと夏に摂りたい栄養が沢山。紫外線から身を守る抗酸化作用もありますよ。きゅうり水分がほとんどで栄養価がないと言われていますが、実は体内の塩分を整えるカリウムが豊富に含まれています。カリウムは特に汗で流れて行きやすいので積極的に摂取しましょう。オクラオクラのネバネバは水溶性の食物繊維で胃の粘膜を保護したり糖分の吸収を抑えるなど胃が弱っている時に嬉しい成分を含んでいます。茹でるとお湯に栄養素が溶けてしまうので電子レンジでの加熱がおすすめです。長芋(とろろ)食物繊維の他にビタミンB1やアミラーゼ等消化に良く疲労回復する栄養素がたっぷり含まれています。こちらは加熱すると成分が弱まるため、ぜひ生食でお召し上がりください。夏バテ対策におすすめ食材熱い夏が来る!を乗り切る暑い猛暑うまいもの

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